ツナ(TUNA)とは、マグロ類およびカツオのことです。
ツナ缶の料理・健康メモ
- ツナ缶の普及とともに、.ツナサラダはなじみ深い料理になりました。それは、ツナがマヨネーズ、ドレッシング、どちらにもとてもよく合うからでしょう。シャキシャキしたクリーンな味わいの生野菜サラダやポテトサラダに、ツナを加えると、ヘルシー度がグーンとアップします。ビタミンやミネラルは野菜、芋、海藻にまかせ、ツナは良質なタンパク源を受け持ちます。
- ツナ缶は、油漬、水煮、味付け、ベジタブルブロスを添加したものなど、加工の仕方による各種スタイルがあります。身をくずさないで大きいまま使いたい場合はソリッド(ファンシー)を、くずして使うサンドイッチなどには、フレークをと、料理に応じて使い分けることが、缶詰の使いじょうずです。また、少量ですむ料理や少人数の場合は、小型缶をおすすめいたします。(当店の缶詰は小型缶です)
- 超スピード料理といっても、ツナ缶を開けただけでは味気ないので、ありあわせの野菜や卵などと組み合わせて、家庭的な料理にしたいものです。ツナ缶は、新鮮な原料を頭、皮、骨などを除いて加工しますから、栄養価が劣ることはありません。
また、魚をおろしたり、煮たりする手間がいらず、すぐ使えるので、スピード料理にも好都合な缶詰です。 - 塩分控えめな食事がよいことは多くのかたがご存知です。ツナ缶の塩分は0.8~1.2%位です。塩分を控えたものには0.5~0.6%と、かなり低いものもあります。
ツナ缶の塩分は消費者の声に応じて、必要最小限にとどめています。 - ツナ缶のおいしく食べられる賞味期限は5年とされていますが、製造後7~8年たっても品質の変化はほとんど見られないというほど長期保存性があります。
しかし、ふたをあけてしまうと、外からバクテリアなどが入るので、2~3日以内に食べきるようにします。小型缶もあるので、全部使いきれる缶を選びたいものです。
使い残した場合は、清潔な容器に移して冷蔵庫へ。 - ツナ缶は、くせがなく、淡白な持ち味が幸いして、和・洋・中華どんな料理にもとてもよく合います。鶏肉も同じような特性をもっていて、鶏肉を使う料理のほとんどにツナが代用できます。不思議なことに、栄養分も、水煮のツナ缶とささ身の比較ではエネルギーとタンパク質量はほぼ同じです。
油漬は、エネルギーが約3倍ですが、他の成分はほぼ同じです。 - ローカロリー料理に使うツナ缶は、油漬よりも、エネルギーが少ない水煮やベジタブルブロス(野菜スープ煮)が最適。やせるためにはタンパク質とビタミン、ミネラルを充分にとって、穀物や砂糖、油脂を減らしてローカロリーにします。
ローカロリーでもビタミン、ミネラルが多い野菜、ノーカロリーのきのこ類や海藻をとり合わせて、ボリュームたっぷりの料理に。 - ツナの油漬に使われている油は、植物性のサラダ油ですから、油まで召し上がれます。大根おろしと薬味を混ぜて、レモンじょうゆでおいしく食べられます。
油のとり方を制限したいのは、肉の脂肪やバターなどの動物性脂肪です。
植物油に含まれるリノール酸は、血中のコレステロールを下げる効果がありますから、植物油を適量はとってほしいものです。